アジアから先進国日本を見た経験をいかす

インドネシアを始めとしたアジアの国々で、どうにもならない「貧困」を何度も目の当たりにした経験から、先進国である日本の格差や貧困問題が、個人を直撃してしまうのは経済力だけでなく「社会的包摂」にあると確信し帰国した。

その指標の一つは例えば、自殺者数(自殺率)、今は若者のそれも深刻。自殺の原因は様々だが、景気や雇用との相関関係があると考えられる。借金や生活の困窮からうつ病になることもある。

そうであるから単に経済成長、そして分配が上手くいくだけでは、完全な解決にはならない。特に都市部では世帯人数が減少し、地域のつながりも弱くなり孤独孤立しやすい。経済的支援に加え、社会的孤立も同時に解決する。経済力以外の幸福度の向上にも力を入れる。

高野はやと@江東区