江東区の中興の祖で、第三代区長になる小松崎軍次氏が区長選に初挑戦の時の公約は、「区内全校舎の鉄筋コンクリート化」
昭和41年(1966年)は戦後復興はまだ完成していないとし、水防と教育を最優先に取り組んでいた。当時まだ首長公選制ではなかったが、首長が国や都が任命されていたのではなく議会で任命していたから根回しや演説などはまさに政治そのもの。小松崎区長が砂町銀座商店街の振興組合長に「江東区の発展は商店街の繁栄からだ。しっかりやれよ」という話は印象的。
都議選より2年。教育長の時代、6期23年の実績は今の江東区の礎となっている。有名なゴミ戦争以外の政策もしっかり学ぶ。室橋昭区政と共に今まさに読み直すべき1冊。
高野はやと@江東区