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広島原爆の日を迎えるにあたって【2023年8月6日】

初めてこの地を訪れた日から24年の年月が経ちました。

函館から来た修学旅行生であった私も、今月1日に41歳の誕生日を迎えられたことに心より感謝し、ここ広島で再び手を合わせます。

自分は何のために生きているのだろうか。自分の進むべき道は果たしてこの道で良いのだろうか。日々発信していることは、自分の考えは間違っていないだろうか。時に、立ち止まったり、とまどうことがあります。都会の喧騒の中では、迷ったり、ブレたり、易きに流れてしまったり、時に傲慢な心が襲いかかってきたりします。

広島は、私の政治の原点、人生の原点であり続けました。

今年も目を閉じ思いを馳せます。

78年前、たった一発の原爆により、一瞬で消えた命。焼けただれた体を引きずり水を求めて彷徨い亡くなった人々。家の下敷きになりもがき苦しみ亡くなった人々。後遺症で苦しみ苦しみぬいて亡くなっていった人々。一人一人に、一瞬一瞬を積み重ねた人生が確かにそこに存在していました。

「戦争だけはしたらいけんよ」「原爆のない平和な世界をつくってね」

それが平和な日本を一瞬も見ることなく死んでいった人々のメッセージだと17歳の時に受け止め、生きてきました。そして「真の平和」とは、戦争がないことだけでなく、差別や人権侵害、公害や気候危機、貧困など、人間が生み出し、人間を蝕むものがないこととその後の人生で考えるに至りました。人間がつくり出したものは必ず解決できると考え行動していきます。

今日が日曜日であり、広島でG7サミットが開催されたこともあり、昨日も過去最高の来場者ではないかと思うほど学生や外国人も含めた多くの人々が平和記念公園に訪れていました。

59年前に点火されて以来、消えることなく燃え続けるこの平和の灯。一人でも多くの人の心に火がともり、その灯が世界中に広がることを祈ります。

誕生日メッセージをくださった皆様、当選祝いをしてくれた友人や先輩、そして昔から変わらず飾らず語らず必ず応援してくれている仲間や後輩、家族に感謝。

気力体力充実している40代で勝負。今まで以上に自分の持てるすべての力を注ぎ、行動していくので引き続き応援よろしくお願いいたします。そして、これから伸びてくる若者を全力応援!

10代、20代、30代、勝負の40代、これからもいけるところまでどこまでもいこう!!!

高野はやと@江東区