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令和5年防災・まちづくり対策特別委員会

◯高野はやと委員  私から2点質問させていただきます。
 今回の地域防災計画の該当する箇所としては、風水害の情報収集・伝達になるんですけれども、ちょっと身近なお話でして、9月、10月と暑さも和らいできて、台風シーズンになりました。そして、9月、10月、敬老の集いとか、先週は江東区民まつりがございまして、どちらも最終日に中止になったといったことがございました。特に最近であると、猛暑を避けて多くのイベントが集中して行われると。その際にどうしてもやっぱり台風が来たり、雨が来るということで、そこの情報収集と伝達について伺いたいんですけども、今回もし、敬老の集いは区が開催、江東区民まつりは、また実行委員会があると思うんですけども、分かる範囲で、悪天候によるイベントの開催の可否、こういったものってどのような判断基準によるものか。そして、公式発表までの意思決定と区民までの、議員も含めた情報の伝達の流れをお伺いしたいのが1点と、もう一つなんですけど、今回、江東区民まつりの中止に対しては、インターネットでの拡散はあったものの、防災無線も使われました。この防災無線、敬老の集いのときにはなかったんですけど、防災無線による区民の周知、これの利用の判断基準、こういった基準についても伺います。よろしくお願いします。

◯防災課長  まず、最初のイベントの中止についてのお尋ねでございますけれども、まず、大型の台風が接近すると見込まれる場合には、2日前に災害対策本部を設置しまして、公共施設の休館ですとか、イベントの中止について決定することとしてございますが、先般の区民まつりのように、普通、大雨とか強風といった場合の対応については、中止の基準とか、その周知の方法というのは、所管もしくは実行委員会等の判断としているところでございます。
 中止の基準となりますと、イベントの場所とか規模、内容、さらには社会的な影響度とかによってケース・バイ・ケースとなると認識しておりまして、区民周知の仕方とか意思決定のやり方についても、それぞれかなといったことは認識しているところでございます。
 以上です。

◯危機管理課長  防災行政無線の利用の基準についての御質問に対してのお答えでございます。
 まず、防災行政無線というのは、防災目的で免許を受けて運用しているものでございまして、主に災害関連の警報だとか、武力攻撃事態等における国民保護に関する警報、あるいは区民の生命・財産等を守るための情報、その他、区長が必要と認めた内容につきまして放送しているものでございます。
 また、この防災行政無線につきましては、電波法で試験放送、チャイムを夕方に鳴らしているんですけれども、それの実施と、あと訓練放送というのが定められてございまして、今回、区民まつりの中止につきましては、この訓練放送の位置づけで行っているものでございます。
 それから、訓練放送につきましては、区民まつりの中止だけではなくて、従前から、こどもまつりと区民まつりの中止の関連、それと、選挙のときの投票を促す放送というのを行っているところでございます。
 以上でございます。

◯高野はやと委員  ありがとうございます。防災無線に関しては、ほかにも、結構聞き取りづらいとか、もちろん、スピーカーの音って割れたりするのと、また、湾岸エリアで高層マンションが多いと上のほうは聞きにくいとか、そういうこともあると思うので、防災無線の周知方法というか、音声の問題については改善いただければと要望して終わりたいと思います。