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子育てに時間もお金もかかり、周りに配慮する余裕がないです

「高野さんの掲げる公約はなんですか?私は子育て世帯でして、パパママ議連にも興味があります。今まではさまざまな政策に興味を持ってきましたが、子育てをはじめてからは、エゴイスティックに子育てを公約に掲げる人を応援することにしました。LGBTQなどの政策より子育て政策優先でお願いいたします」

今朝の清澄白河駅前にて非常に貴重な意見。通勤ラッシュのこの時間に足を止めてくださった30歳前後の男性の切実な意見に胸を打たれた。身なりや話し方から、おそらく毎朝都心の大企業に通勤する優秀な男性。私の大学時代の友人や後輩の話も総合すると、大学や大学卒業後も、さまざまな経験をし、政治や経済にも興味を持ちキャリアを積んできたが、結婚し子育てするとどんどん余裕がなくなる。時間だけでなく、周りに親族もいない都心での子育てにはお金がかかりすぎるため経済的にも余裕がなくなる。どんどん視野狭窄になる。そうなると、税金の使われ方にも不満を持つようになり、次第に今まで芽生えなかった排他的な感情も生まれてくる。なぜシングルマザーだけ?なぜ高齢者だけ?なぜ住民非課税世帯だけ?その男性は、「エゴイスティック」という言葉をあえて使い、言葉の裏にある真意を私に理解させてくれたが、それはつまり子育てにお金がかかりすぎて本当に余裕がないというSOS。貧すれば鈍する。私が住む湾岸エリアの住民の方々もまさにそうであるが、子育て罰やワンオペ育児などの言葉に象徴される不安を払拭させるように引き続き「こどもまんなか江東区」を続ける。それどころか、より強く推進していかなければならない。

ただ、もっと大事なことは、多様性と子育ては相反するものではないということ。すべての人の生きづらさを解消し、望む生き方やライフスタイルを差別したり排除したりせず、後押しする多様性ある社会をつくることは、少子化対策にもつながるし、経済の発展にも繋がる。そうしたことを日々政治家がしっかりと説明していかなければならない。

「おはようございます。こどもまんなか江東区、多様性ある江東区、いいよ。じじばばだらけになってもしょうがないから」私の母よりさらに上の年配の女性。清澄白河エリアは、近年目覚ましい発展を遂げており、カフェやレストラン、東京現代美術館もあることから観光客も非常に多い。インターナショナルスクールもあり、外国人居住者も増加傾向。不動産価格も上がっており、比較的所得が高い人が住んでいるエリア。また深川エリアでは、古くから商売されている人も多いエリア。お声がけくださった方は、地元の人で、商売をされている方であるとすると、事業承継の問題もある。活気ある街づくりには、子育て教育への投資が必要であることがわかっている。

今朝は8時過ぎから声が枯れるまでの1時間、12月3日告示、12月10日投開票日の江東区長選挙の告知と、新しい時代の江東区政に必要なこどもまんなか、多様性、いくつになっても足が不自由になっても認知症になってもひとり暮らしになっても安心して暮らせる江東区の政策。そして、クリーン、フェア、オープン、フリー。我々江東区民が心から応援できる、新しい江東区のリーダーに必要な4つのスローガンについてお話いたしました。

江東区とひとえにいっても53万人が住み、それぞれのエリアで歴史も違うし、住む人も違う。日々変化している。災害や交通政策1つとっても課題が異なる。江東区内の全域を回り、一人一人の声を丁寧に伺い、区政に届けられるよう頑張って参ります。

今週も1週間、お仕事学校元気にいってらっしゃいませ。

高野はやと@江東区