親の所得で、子どもの未来が狭められることのない社会を

「高野さーん!覚えてますか?この前アリオで話した私です。見かけたので話聞いてました。ぜひ厳しい校則を変えてくださいね。こちら新しい友達です。お母さんが習い事が高くなって困ってると言ってます。みんな習い事してるから私たちもしなきゃ。新しい区長さんに伝えてください」

イオン南砂でも新しい友達と来て、演説を聴いてくれたのか。部活に勉強に忙しい年頃の中学生2人が、街頭演説をじっくりと。率直に嬉しい。そして、隣にいた友達の要望も十分理解できる。小学生、中学生は、クラスの友達が持っている物と同じ物がほしくなったり、同じ習い事をしたくなる。子どもの要望に応えるために、親御さんもがんばる。だが、物価高は、ただでさえ年々増える子どもの習い事の価格をさらに上昇させ、家計にとてつもない影響を与える。なにより、家庭によって親の所得には差がある。親の所得により、子どもの未来がけっして狭められることがない社会をつくることは、こどもまんなか社会の最も大事な要素である。最低限の塾などの習い事などに対しては、しっかりとサポートしてあげたい。現代では、塾は欠かすことができず、憲法で保障される義務教育の延長線上と捉えることもできるだろう。江東区には、中学生向けの返済不要の奨学金制度があるが、成績優秀でないともらえないというのはおかしい。子どもの成長には個人差があり、大器晩成の子どももいるし、何かがきっかけで夢を持ち一気にやる気になる子もいる。一人一人の個性や成長、家庭の事情を考えたサポートを。

本日はもう1つ嬉しいことが起きました。夕方に街頭演説をする時は、必ず江東区の日没時間をお伝えし、その時間までは街頭に立ちますと宣言するようにしています。というのも、終了時間を告知すると、お買い物に行った人が戻ってきて私に話しかけやすくなるから。本日の日没時間は16時40分。今朝は雨であったため、夕方はいつもより早い15時過ぎに到着し演説を開始。だが、本日の最高気温は27℃近くあり、さらに低気圧による頭痛で、16時過ぎから徐々にバテてきた。16時20分ぐらいに喉が枯れてきたところで、立ち止まって話を聴いていた人や信号待ちをしていた人から「日没時間までもう少しだ。がんばれー!」「ちょっと休んだら」というお声がけや、一度イオンにお買い物に行って、帰る人から「長時間お疲れ様。ゆっくり休んでね」と、日没までの10分間は、多くの人に声援を頂きました。まるでマラソンのゴール前みたくなってしまい、皆様にご心配ご迷惑をおかけしましたが、

1.来月12月3日告示、12月10日投開票の江東区長選挙があること

2.区民の皆様全員が意思表示をしなければ、たちまち古い政治戻ってしまうこと

3.親が政治家でなくても、お金持ちでなくても、一部の権力者にこびへつらわなくても、選挙に立候補できること。そして、我々江東区民が意識を変えることができれば、その人は政治家になれるということ。次の選挙が、草の根からの民主主義を、この江東区に根付かせるチャンスであるということ

4クリーンでフェアでオープンで、そして行きづらさを感じる人が一人もいないフリーな社会の実現を目指す人が、次の江東区長にふさわしいこと

はしっかりお伝えすることができたと思います。

お声がけいただいた皆様、向かいの歩道からじっと話を聴いてくださった女性の方ありがとうございました。11月とは思えないほどの暑さで、あやうく熱中症になるところでした。大変失礼をいたしました。皆様も十分お気をつけください。

暑さは夏に逆戻りしているかのようですが、江東区政は決して逆戻りしてはいけません。「こどもまんなか江東区」「生きづらさを抱えるすべての人に寄り添う多様性ある江東区」「いくつになっても、足が不自由になっても、物忘れがひどくなっても、ひとり暮らしになっても安心して暮らせる江東区」を実現に向けて、これからもよりいっそう進めて参ります。

本日もありがとうございました!自転車に乗られている方は、夜道に十分お気をつけてお帰りください。