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日々、江東区民の声を聴くことを決して怠るな

江東区長選挙が近づくにつれ、尋常ではない忙しさになってきたが、決して欠かしてはならないことは「日々、区民の声を聴く」こと。どんな権力でも腐敗する。それはなぜか?権力の座に長くいることによって、一部の人の声しか聴かなくなるから。会議室ではなく現場に出て、さまざまな声に耳を傾けなければならない。自分の感覚と国民の感覚がズレていないか、謙虚に耳を傾けて、日々チューニングしなければならない。地方議員だろうが、首長だろうが、国会議員だろうが、大臣だろうが関係ない。経営者も経団連の会長もそう。生活者の声を聞かずして、生活者が求める商品製品が作れるわけがない。

夕方は、イトーヨーカードー木場店にて。仕事帰りの区外の方と、こどもの送り迎えや夕飯の買い出しをする女性が交差する場所で、私の考える「こどもまんなか」社会についてお話致しました。

「こどもまんなか」というと、子育てや教育の金銭的時間的負担を減らす政策、つまり子育てをする親御さんのための政策だけだと思いがちだがそうではない。こどもの人権や、子どもや孫の代にツケを回さない経済政策や環境政策なども当てはまる。そしてなにより、私が17歳の頃からずっと訴えてきたもっとも重要なことは「親の所得や家庭環境で、子どもの未来が決して狭められることのない社会」の実現である。

機会の平等こそもっとも大事にされるべきであると考えられる。例えば、親が金持ちだから、良い大学に行き、良い会社に入る。会社を継ぐ。財産を相続する。親が政治家だから、政治家になる。地盤看板カバンを無税で引き継ぐ。一方、貧しい家の子どもは、挑戦する機会すら与えられない。それどころか、そうした環境で育った子どもたちが大人になると、努力が足りないとか怠惰など自己責任かのように決めつけられることすらある。逆に環境によって成功した人間は、自分の力だと勘違いする。過信する。すると人の話に耳を傾けなくなる。そして権力は腐敗する。

新しい時代の江東区とは、クリーンでフェアでオープン、そして生きづらさを抱える人が一人もいない社会。たとえ失敗してもセーフティネットがあり、何度でもやり直せる。

「困った時はお互い様だよ。だって、自分もいつかその立場になるかもしれないからね」

そうした社会の上に成り立つのが、こどもまんなか、多様性、安全安心、経済発展。日本の未来を、まず江東区から変えていきたい。着実に確実に前に進めていきたい。

お声がけいただいた男性の方、応援ありがとうございます。防衛増税はじめさまざまな国民負担をお願いしようとする政府の大臣がそもそも税金を払っていない。立憲民主党がんばれ。しっかり受け止めました。江東区の教育委員会委員の方も「高野さん、ほんといろんなところで立ってるね。すごいよ。金曜日が立候補者説明会だね。楽しみにしてるよ」朝も晩もお会いした清澄白河在住の大先輩。激励ありがとうございます。

半年前の江東区長選挙では、女性の方、特に子育て世帯の方が多く投票所に足を運び、江東区初の女性区長が誕生しました。それから半年、深い失望と不信を招いてしまいました。だが、これ以上江東区政を停滞させるわけにはいかない。今度こそ、12月10日の江東区長選挙こそ、私たち区民の力で、草の根の力、江東区のリーダーを生み出すんだという気持ちで意思表示して頂きたいと思います。

古い時代の政治と決別しましょう。区民の主役の政治を、江東区から。必ずできます。私高野も最大限の力で頑張ってまいります。