「高野さん、久しぶりに会えましたね。変わらず辻立ちしてるね。1ヶ月のうちに両親を2人とも見送ってから、疲れちゃってね。でも選挙にはちゃんと行きましたよ。それと(胸につけたバッチを見せて)レインボーのバッチ。これつけるようにしたの。差別のない社会創っていきましょうね。応援してます」
区議選前の冬の期間、まだコロナが2類であった頃、西大島駅で毎朝グータッチしてくださり、必ずご意見ご要望など大きな気づきとホッカイロをくださった女性と再会。嬉しいです。絶好の街頭演説日和にアリオ北砂に来てよかった。
アリオ北砂の北側と南側、両方でご挨拶させて頂きました。江東区長選挙の御礼、政治とカネの問題、物価高対策に注力、防災と子育て支援。
江東区長選挙期間中、酒井なつみ候補の個人演説会で、質問してくださった方の中に、聴覚に障害のある方や精神に障がいのある方などもおり、街頭では一所懸命ビラ配りをしてくれて、我々の選挙カーが通るたびに、大きく手を振ってくれたことが忘れられない。本日も知的障がいのある方が、お母さまに手を引いて買い物に来たが、私を見て1人で近寄って挨拶をしてくれた。嬉しいです。
来年4月に実現予定の江東版パートナーシップ・ファミリーシップ制度について。LGBTQやジェンダーの問題で生きづらさを抱える人というのは、こうした障がいを抱える方とも異なり、外からはわからない。当事者の自己申告、カミングアウトだけが唯一の周知する方法となる。それは非常に勇気がいることだ。なので、私や本日再会した女性も、レインボーのバッチやミサンガをつけて”アライ”、つまり「私はあなたの味方ですよ。必ず力になりますよ」と連帯の意思表示をしている。こうして勇気を持って、私の元に来て、LGBTQの当事者であることを教えてくれた方が今まで3人もいる。その方の後ろには多くの当事者がおり、そうした人たちが望む社会を実現するためにも、まずは一刻も早いパートナーシップ制度実現に尽力して参りたいと思います。
今週1週間ありがとうございました。江東区長選挙のご挨拶を終わらせて頂きます。また、江東区長選挙から私高野はやとを知っていただいた皆さま、実は私は今週から街頭演説をはじめたわけではありません。ずっとやっております。ぜひSNSでも遡っていただけると嬉しいです。褒めて頂くのは嬉しいのですが、褒めて頂かなくとも、選挙の前だけ立っている人を尻目に、変わらず飾らず街頭で区民の皆さまの声を聴くために活動を続けます。応援よろしくお願いいたします。
追記:最後に、江東区長選挙の結果を踏まえた自身の活動方針。敗因に関しては、多くの方が投稿しているが、多党相乗りにより組織票が1人の候補に集中。候補者が乱立して受け皿が分裂したなど。分析はお任せし、今後の方針だけ記載します。
1.当然のことだが、知名度の拡大、より多くの区民の声を聴くことこそ最重要。政策や想いがどんなに優れていても選挙期間で届いたのはせいぜい区民の10%程度。今回の候補者を誰も知らない、または猪野隆さんしか知らないという人が圧倒的に多かった。その場合は組織票には勝てないし、無党派層の流れを自分だけに引き寄せることもできない。知らない人にはそもそも投票しない。知名度が高まらない限り、認知度は高まらないのだから。マーケティングの基礎中の基礎。知名度拡大に努める。江東区民の声を聴くという活動が大事。
2.選挙は、神輿の上に乗るだけではダメ。起業家や経営者なら身につまされている当たり前のことだが、選挙結果の責任を取れるのは自分だけ。政治や選挙は生ものであり、10人が10人違うアドバイスをしてくる。経営より定石がないもの。であるなら、やはり選挙をプロジェクトと捉え、プロジェクトマネジメントとディレクションはできる限り自身でやられなければならない。そのためには、日々の政治活動を大事になる。駅に何時に立てばいいのか?スーパーはどこに立てばいいのか?街宣車はどこにつければいのか。ポスターは何枚、どのようにして貼るか。人、モノ、カネ、情報に関する意思決定を、自らしなければならない。権限を委譲していくのはいいが、権限を誰かに預けてしまえば、選挙結果に責任を持つことはできない。株式の割当と同じ。江東区のことを一番詳しいのは自分。圧倒的に自分という自信がなければ、定数1の選挙は変数が多く勝ち抜けない。管理職の経験、経営者の経験から、人、モノ、カネ、情報の差配や意思決定、そして広報、マーケティング能力で決定的に差が出る。スタートアップ起業家が、大企業に伍する方法を学ばないとチャンスをチャンスと気づけなくなる。
3.東京15区は、江東区だけである。小選挙区と行政区が重なるたった1つの選挙区が江東区。この特徴をしっかりと捉えた戦略の策定が必要。これを理解し、一体化して捉えないと何回やっても負け続ける。