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来年こそ飛躍の年にするために、我々が取り組むべきこと

本日、江東区長選挙で健闘した酒井なつみさんが江東区議会に。落選直後は自身の経験も含め、引きこもったり、落胆して何もすることができず1日が過ぎていったりするのだが、酒井さんは、自身の区議会議員辞職により、残した業務の引継ぎをしっかり行うために来た。並々ならぬ責任感の持ち主。その後、区長選挙で応援してくれた会派への挨拶回りを行い、さきほど1時間ほど2人で振り返りと今後の話をした。

江東区長選挙がはじまるまでは、実は私高野と酒井さんはそれほど話す間柄ではなかった。政策やスタンスは近いのだが、政治家として非常に対照的でやり方やスタイルが違うということもあるかもしれない。今回2人で江東区長選挙を経験してさまざまな学びがあった。それは選挙結果に対する反省点と改善点にもつながる。多くは書かないが、酒井さんに今後期待することは、イデオロギーや政党間の争いなどを気にしすぎることなく、引き続き当事者の目線を大事にしてほしいと思う。看護師として助産師として、がんサバイバーとして一児のママとして、そうした経験から紡ぎ出される言葉は非常に説得力がある。酒井さんは30代。初当選の頃から訴え続けてきた同世代の人をエンパワーメントする政策をこれからも大事にしてほしいと思う。

安全保障や外交、憲法、経済政策、歴史認識から高齢者福祉も大事だが、それは私高野がしっかりやるので、あまり金権政治や55年体制、政治改革の歴史などにも引きずられないでほしいと思う。確かに大事ではあるが、どんどん離れていくコアな仲間も多いし、自分の思った方向とは違う道を歩んでしまうかもしれない。お互いしっかりと補完し合っていきたい。

そして、酒井なつみも高野はやとも湾岸エリアに住んでいるのだが、酒井なつみが主に深川エリア、高野はやとが城東エリアを担当しており、長いこと湾岸エリアが手薄になっており、今回の敗因の一つとなったことは否めない。酒井なつみが当事者の視点を大事にして、今回応援に来てくれたママ友や昭和大学豊洲病院時代の同僚など、同世代の人々や子育て世帯の方々の話を聴き、寄り添い、元気にすることに重点をおき、立憲民主党としても、すべての世代の人々にとって暮らしやすい江東区を創っていきたい。生きづらさを抱える人や弱い立場のために政治はあるということも変わらず、区民の声をしっかりと政治に届けていきたい。

話しているうちに不思議な感覚に襲われる。なにか江東区長選挙の落選で、凹んでいたのは自分の方で、酒井さんに元気づけてもらった感じがした。感謝です。

今年1年さまざまなことがあったし、まだ終わっていないが来年をさらに良い1年に、そして今度こそ飛躍の年とするために全力でいこう!皆さま、応援よろしくお願いいたします!

高野はやと@江東区