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困った時に寄り添う、お互いさまに支え合う社会へ

皆さま、改めて新年あけましておめでとうございます。そして、元旦に発生した能登半島地震、2日に起きた羽田空港事故により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、 そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

本日、江東区議会の仕事始め。賀詞交歓会に出席。年初にお伝えしておきたいのが、政党が異なっても、選挙では支援する候補者が違っても、議会では皆さま、本当に良い先輩です。議会の作法や先例含めわからないことが多いが、誰であっても相談に乗ってくださり、親身に指導してくださるということはお伝えしておきたい。区議会では、期数や年齢に加え、江東区在住歴を加味すると、私が一番学ばせて頂く立場の議員であることは事実としてあります。

そのことを前提として、議員になって初めての賀詞交歓会で感じたことを2つ。来賓の挨拶や祝辞というものがある。副議長、区長、議長と来て、参議院議員、都議が挨拶。一連の事件により衆議院議員がいないので、江東区在住の参議院議員である音喜多氏、そして、都議は畔上氏が挨拶した。前回の区政功労者表彰式も、総合防災訓練の時も感じたが、立憲民主党の議員がまったくいないのは非常に寂しい。東京15区というのは、江東区という1つの行政区のみで構成されているのだから、なおさら。野党第一党で、都議選も、衆院選も、参院選も、区長選も候補者を出しているのだから、なんとかしなければという想いが私の心の中だけに芽生えました。

今年はよりいっそう活動を頑張って参ります。

もう1つ。災害時に重要なのは、まず自助、その次が共助、最後に公助と言われる。救助を当てにしてはならないとよく言われることだ。だが、これは災害など非常事態の一側面であって、非常時であっても完全には当てはまらない。そして、平時においては当てはまらないどころか、むしろ逆であることをはっきり伝えておきたい。政治や行政が、自助や共助を強調するのはおかしい。責任転嫁ではないか。むしろ公助を強調することによって、圧倒的な安心感を与えなければならない。しっかりした公助があるから、自助や共助が発揮できるのである。それは、セーフティーネットから市場経済の前提条件まで公助がカバーする領域は幅広い。少子化高齢化による世帯人数の減少、都心への一極集中と集合住宅化、地域コミュニティの希薄化、所得格差。そんな現代の状況で、平時に、日常生活において自助を強調すれば逃げ場がなくなる。誰にも頼れなくなる。ひとにやさしい社会をつくるためには、公助を厚くすることが何より重要。自助や共助が発揮できるような公的サービスこそが、政治に求められている政策ということになる。今の時代ほど、自己責任を強調せず、国民に責任転嫁しない政治や行政が求められている時代はない。

その考えで、今年はよりいっそう頑張って参ります。

本年もよろしくお願いいたします。