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働く立場の人のための未来志向の政策でもう一つの選択肢示す

「頑張ってくださいね!ほんとうに応援してます!」政治活動を始めて3年。初めての経験だが、私よりかなり若い女性から握手を求められ、両手で固く握った後の激励。震災に対してなのか、日々の政治活動に対してなのか、江東区の政治状況に対してなのか、政権に対してなのか、はたまたそのすべてなのかわかりませんでしたが、その女性の表情から切実さと温かさの両方が伝わりました。8時53分にベージュのベレー帽を被ったスタイリッシュな女性の方、ありがとうございました!わずか一瞬のことでしたが非常に嬉しいです。その直後に、「頑張ってください!」とお声がけしてくれた黒のコートを着た20代の長身の男性の方もありがとうございました。昨日住吉駅でもお会いしたいつもはカメラを首に下げている20代の女性の方もありがとうございました。今年最も風が強く寒い朝でしたが、寒さふっとび9時半まで続けることができました。

江東区内でおそらく最も人通りが激しい出口である清澄白河駅B2出口では、多くの方、特に若い層の方にご挨拶頂きました。20代、30代、40代が多く集まる場所に意識的かつ積極的に行くことでご意見ご要望を伺うことが今年の目標でもあります。

今朝は風が非常に強く多くの方が足早に通り過ぎると思っておりましたが、「今年もよろしくお願いいたします」とご挨拶すると多くの方がご挨拶を返してくださいます。年末は「来年もよろしくお願いいたします」年始は「今年もよろしくお願いいたします」をおはようございますの後に必ずつけることを覚えておこう。どなたかもし忘れていましたら年末にご指摘ください。

能登半島地震の被災者への募金のご協力もよろしくお願いいたします。現金持ってないよという方。赤十字のサイトからであれば、スマホからすぐに振込みできます。風が非常に強く、冷え込む1日です。寒さ対策をしてお体に気をつけてお仕事学校元気にいってらっしゃいませ!

裏金疑惑をはじめとした自民党の汚職の問題が連日報道されているが、朝通勤する人でも、夕方お買い物に来る生活者でも、二十歳のつどいに参加していた若者でも、我々がもう一つの選択肢を提示する上で一番大事なのは、「給料が上がること」である。

どちらも大事ではあるが、税を下げるより、未来志向の政策を強調する方が街頭では適当だと考える。

賃上げや最低時給の引き上げ。経営者の立場で考えると至極当たり前だが、それは労働分配率を上げるということである。多くの中小企業にとって、大企業であっても賃上げは悩ましく、決断しづらいものである。簡単に言うと、一度上げたら下げられない性質のものだからだ。特に景気や業績が不安定で先行きが見通せない、人材不足などもそうだが、基本的には会社経営というのは売上を最大にコストは最小に考えているからである。安く抑えるのに越したことはないのである。さらには変動費に対し、固定費を嫌う。

派遣会社を経営したことがあるともっとわかるが、派遣会社と派遣先はそんなことばかり話している。派遣さんが遅刻するとか勤務態度が悪いとか名前もろくに呼ばずに話すが、結局賃金に見合う仕事がどうかなんてまったく考えていないのが実情である。経験を元に話している。

つまり、もう1つの選択肢を提示するためには、働く立場の人に徹底的によりそった賃上げ、最低時給を上げる、とその具体策を訴えるのが良い。団体献金の禁止も。もちろん地方政治について話すことも大事であるが、国家観に基づいて話すなら、根本的にはまさにそうである。

そして、もう一つの選択肢として、働く個人ひとりひとりにお伝えする場合は、賃上げと企業の成長、経済成長は直接リンクさせてなくて良い。

余談だが、成長中のスタートアップ企業であれば、経営者は、株主に配当することはもっと嫌う。純利益を出す前にさらに投資に回そうと考える。その場合は、人材に投資する、つまり労働分配率を飛躍的に上げることもある。あくまで急成長中で短期間で競争に勝ち、株式の価値を最大化するためである。こうしたことを考えるとスタートアップにとっては、一過性のものではあるが、政治としては、産業構造の転換を見抜き、スタートアップまたはスタートアップのエコシステムに投資することは、米民主党がやっているように、もう1つの選択肢として提示できる可能性はある。

高野はやと@江東区