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2度と負けたくないなら、スマホを止めよ、街へ出よう

週末の悪天候から徐々に晴れ間広がる朝は清澄白河駅B1出口でご挨拶。通勤通学される方、子どもを保育園に送るお母さまお父さま、近接するインターナショナルスクールに通う子どもたちや隣接するホテルから出てくる訪日外国人などにぎやかさと慌ただしさを感じる清澄白河の交差点でさまざまな方々にご挨拶できました。

昨夜雪国から戻ってきたので暖かさと人の多さをしみじみと感じます。

清澄白河エリアにお住まいの皆さまに、能登半島地震による被災者への募金のお願い、そして8割以上の方がマンションに住んでいるので、在宅避難時の停電と断水で生じるトイレやお風呂、夜間の対策や余震対策などについてお話致しました。

また、1981年と2000年を境に建築基準法と耐震化の基準も変わっていること、その前の建築物であれば早急に耐震化が必要なことなども加えて共有。また、共助として高齢者、障がい者、外国人、子どもなど地震や水害で逃げ遅れる可能性がある方々を優先的に救助する災害協力隊の役目と結成方法などについてもお話致しました。

朝通勤通学される方は、比較的若い方で私のマイクを止めてまでお声がけ頂き、その場で話し込むことは多くありませんが、挨拶してくださったり、軽い会釈や笑顔だけでも反応がわかり、非常に励みになります。ありがとうございます!そうそう赤十字のサイトから、スマホからでも被災地への募金できますよ。

新たな1週間のスタート、寒さ対策を十分にしてお仕事学校元気にいってらっしゃいませ。

昨夜、八王子市長選挙の投開票日であった。都内の首長選挙の結果に対する分析として、「候補者を一本化すれば勝てた」とのコメント。これは実現できるかできないかは置いといて一理ある。完全小選挙区という制度自体がその構図を求めているからだ。また今回も自公が明確に1人の候補者を推薦している以上、対決する候補者は1人の方が良いと考えられる。

一方、「中道や保守票を取らないとダメだ」という意見。これはミスリードを招くか勘違いしている。そもそも中道や保守を取ることなんてできない。なぜか。それは政策や演説によって、取るものではないからだ。

そもそも中道や保守というのは、どこにいるのか?わかるわけがない。それは、朝通勤する人であり、夕方や休みに買い物する人であり、役所に来る人であり、病院に行く人であり、商店街にいる人である。

多くの人は、中道であり、相対的には中庸の政策を選択する。

調査でいうと「どちらでもない」である場合もあるし、関心のある政策によっても中道は変わる。

つまり、選挙の時だけ、政策を入れ替えたりして取れるものではない。ましてや推薦する政党は関係ない。共産党さんやれいわさんから推薦をいただいても動くものではない。

野田元総理が、中道とか保守と言われているが、それはお父さんが自衛隊だからではない。財政健全化を訴えたからでもない。日頃から、朝通勤する人の声を聴いているからである。それが自然と政治に反映されているからである。政治家が政策を決めるのではない。国民が政策を決めているのである。

政治家に必要なのは、志と原点とそれを忘れずに日々弛まず声を聴くことがまずあり、個々の政策ありきではない。社会が変化しているのに、個々の政策を変えないということはさびれるだけだ。消費期限がある。変えてはいけないのは原点と志であり、理念であり、政策ではない。中道も中庸も時代とともに人によって変化する。集約できないし見えない。

こう考えていくと、負ける理由は明確だ。中道票ではない。日々の活動が足りないということだ。リベラル票を取るとか、中道票を取るとか、保守票を取るとか理論をこねくり回している暇があるなら、街に出て訪問し、街頭に立つのが良い。書を捨て街へ出よ。現代なら、スマホを止めて、街へ出よ。答えは国民のみが知っている。信なくば立たず。自戒を込めて。着実に確実に。

ともにがんばろう!もうすぐ手が届くところまで来ている。未来は明るい。

高野はやと@江東区