知覧にある特攻平和会館、茨城にある予科練記念館に行くと各地の平和記念資料館とは違う客層が少し気になる。
知覧で特攻隊の遺書の字面だけを読み、勇ましい言葉や戦争を美化する投稿を目にする。
当時の徹底的な戦争教育、手紙の検閲を考えなければならない。
人間の生存本能に抗い、死を受け入れた若者は少ないと考える。お国、天皇のためと書き記したものより、家族、特に母に宛てた多くの遺書から、彼らの真意を受け止めたい。
特攻隊の中にいた朝鮮人の話や周りでお世話した人の話も合わせると特攻を正当化できる余地は少しもない。
「精神の自由」が保障された社会を深く考えるきっかけにもなる場所。
高野はやと@江東区