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都議会だけでなく江東区議会においても対峙していく決意

冒頭から公選法違反の自民党区議への辞職勧告決議案や前衆議院議員や前区長の初公判など、激動の江東区議会第1回定例会も本日が最終日。期せずして東京都議会立憲民主党と同じ表明となりましたが、我が会派「立憲民主党・市民の声」も小池都知事が推薦し当選した都庁出身の新区長にとって、初の予算案に反対を表明いたしました。当初予算案に反対したのは、都議会同様、立憲民主党の議員所属の会派としては初となります。本定例会より初めて導入された討論によって、我が会派の間庭議員が反対討論をおこないました。

1.コロナ禍であっても関係なく、毎年積みあがっている1,600億円を超える基金が活用されず、緊縮予算になっていること

2.物価高騰と家賃上昇で低所得者層が区から追い出されてしまう現状に対し対策がないこと

3.民間委託と人員削減により公共部門が弱体化していること

4.職員の45%を占める会計年度任用職員の9割が女性であり、女性の貧困を増殖させていること

5.介護保険料の増額に対し利用者への配慮が足りないのに加え、介護人材への待遇改善や人員確保がなされていないこと

を主な理由として訴えました。自民党から激しいヤジが飛びましたが、動揺を見せず最後まで堂々と意見表明した間庭議員ほんとうにお疲れ様でした。ヤジの内容は、「具体性がない」とのことですが、具体的な話に入る前の総論を話している時にヤジられる。また「反対なら、予算の修正動議出せ」とのことですが、会派が4人以上でないと提出できません。

ぜひ、我々立憲民主党が予算案に対し、国家観と具体的な政策と裏付けある数字を含めた対案を提出できる力を与えてください。江東区(=東京15区)には、衆議院議員は0、都議会議員も0、区議会議員は1人です。自民党の不条理なヤジに応えられる力を我々に与えてください。よろしくお願いいたします。

本会議最終日に、公明党と共産党の両幹事長が討論において、東京都で初となる念願の「江東区版パートナーシップ・ファミリーシップ制度」の速やかな実施について言及したことが大きな成果の1つです。でも、まだ安心はできません。最後の最後まで実現するその瞬間まで声を上げていきましょう。1人1人の声が大きな力となります。

もう1つ、わずか9か月前に選任されたばかりの副区長が辞任することとなりました。政治の変動によって行政で一所懸命に働いてきた方が巻き込まれることのないようにしたいという想いを胸にこれからも頑張って参ります。今後ともご支援ご指導よろしくお願いいたします。

高野はやと@江東区