我が会派「立憲民主党・市民の声」は、予算審査委員会の私高野の質疑に対する回答で明らかになったとおり、補正予算にある「性の多様性等への理解の促進(104万円)」を今回新たに計上する根拠および目的に対して、反対いたしました。
今朝、登庁時に、自民党系会派の区議とエレベーターで一緒になり「高野さん、昨日の質疑だけど、俺も賛成。パートナーシップ制度を提出すると決めたんだから、ちゃんとその通りやれって話だよ」
また、議会控室前の通路で、自民党の長老区議から「高野さん」とはじめて声をかけられ「昨日の質疑は良かったよ。しっかり嚙み合っていた。みんな納得したから、うちの会派の誰からもヤジが飛ばなかったんだよ」との言葉。
それに対して、私高野が「え?みなさん、そのようなご意見なんですね。僕の質疑に納得していただいたなら、パートナーシップ条例の提出には賛成してもらっていいすか?」
本会議後、すぐ開会された企画総務委員会を傍聴。傍聴席は条例を求める人たちやマスコミで、ほぼ満席。だが、自民党系会派も自民党も変わらず、全力で反対。同性婚は憲法違反。よってパートナーシップも憲法違反。意見が真っ二つに割れている。社会を分断する。慎重に慎重を重ねるべき。公金支出するからには制度設計をしっかりと。壊れたラジオかのごとくまた同じ話。
あなたたち、ちゃんと私の質疑聞いてましたか。会派内で意見集約できないのか。何期も重ねている区議へのマネジメントしっかりしてもらっていいですか。
ちなみに、自民党にも支持者がいるし、反対意見や慎重意見はなくならない。我々も少数意見を無視して押し切れとはいっていない。江東区版パートナーシップ・ファミリーシップ条例案の採決をしてほしい。条例案を採決する前に恣意的に提出を止めたり伸ばしたりしないでくれということ。採決さえすれば、自民党及び自民党会派が全員反対しても過半数には及ばないんだから可決です。自民党のみなさん、議場で堂々と反対してください。
この事態を、江東区民、東京都民の皆さまに広く知っていただき、意思表示して頂きたい。
誰もが自分の望む生き方やライフスタイルを誰かも差別されたり否定されたりせず、後押ししてくれる江東区を、東京都を。最終的には有権者が選挙で判断していただくしかありません。