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【徹底討議】東京都初となる江東区版パートナーシップ・ファミリーシップ制度の突然の先送りを徹底追及。区民都民を置き去りにする政治をなんとしても変えたい

第二回定例会では、防災や介護、都知事選等について質疑予定でしたが、突然先送りとなった東京都初の江東区版パートナーシップ・ファミリーシップ制度について、我が会派「立憲民主党・市民の声」の持ち時間である16分をほぼすべて使いました。動画を公開いたします。

職員が「どこからか(延期をするよう)圧力があったのか」など質問を私はいっさいしていないのに、「圧力がなかった」と答えています。区や都の質疑というのは、答弁調整しまくっていて予定調和なのですが、今回は丁々発止の議論でかつ職員と噛み合うような議論になったと思います。

江東区から東京都中に、区長の意思決定プロセスの不透明さを広げていただきたいと思います。東京都の職員であった大久保江東区長は一言も答弁しませんでした。

また本日ですが、大久保江東区長が江東区版パートナーシップ制度の再答申を求めた男女共同参画審議会が行われました。審議会のメンバーが1人残らず困惑していました。だって、当たり前ですが木村前区長の裁判がどうとかぜんぜん関係ないから。江東区の歴史上もっとも無意味な審議だったと思います。

区職員の審議会での再答申の説明がもうめちゃくちゃ。

「現区長(大久保)が自分の施策としてやりたいと言っている」

「(自民党やパブリックコメントで)制度に対して慎重な意見が出ているが、制度に反対や慎重を示す専門家がそもそもおらず、参考人として招致できる人が見つからなかった

「事務局としては、早く決着をつけたい。新しい意見がないならなくてもいいです」

審議会メンバーの意見

「議論されて出された答申なんですよね。そのまま出せばいいんじゃないですか」(新任されたメンバー)

「今回は木村前区長の有罪判決により諮問自体が無効になる可能性があるのでやるということです。つまりパートナーシップ制度の中身ではなく、手続きのことだと思います」

「え?再検証って何をやるんですか。中身?手続き?何?」

傍聴していてこれほど無意味な会はありませんでした。帰り道で審議会メンバーと完全なる茶番だと言って苦笑いをかわしました。女性の方や、LGBTQ当事者の方も傍聴しておりましたが、これほど区民を都民を置き去りにした政治はありませんし、ありえません。振り回される区の職員も責められてかわいそう。なんの目的のためにやるかわかってないのだから。一度、掘った穴にすぐ、また土を埋めるような作業をさせられている。最低です。

当たり前の結果ですが、今回の第二回定例会は、我が会派のみが補正予算に反対しました。最終的に、区民そして都民の皆さまに意思表示していただくしかありません。旧態依然のトップダウンの密室政治が良いのか、皆さんの声を聴く反映させるボトムアップの政治が良いのか。私はなんとしても変えたい。