私が住む東雲から豊洲までの区間を何度往復したかわからないが、江東区の他のエリアより我々夫婦共と年齢層が近く、さらに政治活動そのものが認知されていないため、自転車で通行するたびに怪訝に見られ、通過するのにまだまだ勇気がいる。
早稲田大学、IT企業、海外駐在時代、起業時代の友人仲間などの大部分の江東区民は湾岸エリアのタワマンに住んでおり、その多くが昨年の都議選では高野個人の初挑戦を応援してくれたが、立憲民主党を支持していないのは事実である。過去、民主党を応援していた人も。
理由も十分わかる。受験、就職、社内の出世、企業間の市場原理に基づいた競争などさまざまな“公正公平な競争”にやっと勝ち抜いて得たものを、なぜ努力もしなかった人間を弱い立場だとして、そちらの支援ばかり打ち出すのか。
高野がよく言う「国家より個人を重視する価値」の問題はよくわかる。選択的夫婦別姓や同性婚などは賛成だ。LGBTや外国人の友人、身体的にも精神的にも障がいを抱えた友人もたくさんいるしね。
でも、経済の問題。市場原理より、セーフティネット強化、貧困や環境などいわゆる外部不経済を考慮に入れた対応、再配分の強化などは反対だ。統制経済まで主張してなくても、平等とか社会主義的な発想はやめてくれ。俺らだって生活が大変なんだ。子育てや賃金の上昇、職場環境の改善、メンタルヘルス、投資環境の向上などしっかり対応してくれ。もちろん住環境の向上も。この街に住むすべての人々に寄り添ってくれよ。
高野、頼むぞ。期待してるぞ。
地方から上京してきた新興住民の皆様に、私高野はやと、そして立憲民主党が何ができるのかを真剣に考える必要がある。
高野はやと@江東区