私、高野勇斗は、2021年夏の東京都議会議員選挙(江東区)における立憲民主党の公認が決定し、新たなチャレンジに向けて動き出すこととなりました。
昨年2019年の夏頃からこれまでの間、政治の世界に飛び込みたいとの一念で、試行錯誤を繰り返してきましたが、かつて経験したことのないことの連続で戸惑うことばかりの中、諸先輩方にご指導ご支援いただきなんとかここまで来ることができました。心より感謝申し上げます。
また、友人や先輩後輩、前職の上司など一部の方々にご連絡したところ、驚きより先に「ついにか!」「やっとだな!」「頑張れよ!」「応援する!」など、心強い言葉をいただけたのは非常に嬉しい限りです。
私は、雪深い北海道函館で母ひとり子ひとりの母子家庭で育ち、高校2年生で初めて訪れた原爆ドームにショックを受け、「戦争に突き進む世の中になった時にでも反対と言えるような強い人間になろう」、そして「戦争に突き進む状況をつくらないようにするためには政治家になるしかない」と高校生ながらに決意し、上京しました。早稲田大学卒業後、大阪、名古屋、福岡、インドネシアと、ゼロから事業拠点を立ち上げた後に帰国し、再びゼロから起業し、今に至ります。
縁あって江東区に移り住み、江東区から東京都政への挑戦を決意しましたが、江東区に地縁血縁は全くありません。そもそも父親も兄弟もおらず、身内に政治家は一人もおらず、もちろん私自身に政治の経験もありません。今までないない尽くしの中、挑戦を繰り返してきましたが、今回の挑戦ほど、「無いもの」が揃ったことはなかったように思います。
今まで、人にまず与えずして何かを頼むことを控えておりましたが、今回ばかりは、そうも言ってはいられません。皆様のお力を貸していただけませんでしょうか。これからの半年の挑戦では、めちゃめちゃやることがあるんですよ。毎朝駅前でご挨拶してビラ配りするとか、ポスティングするとかポスター貼りとか、これだけでも1人だけでやっていたら、再来年ぐらいまでかかってしまいそうです…。デザインや制作、政策の策定など得意分野で1日でも2日でもいいので助けていただければ嬉しいです。いや1時間、30分でもいいんです!お願いします。
今回の挑戦に臨むにあたって心に決めていることがあります。それは「奇をてらわない」ということです。社会人になって強く学んだことは、とにかく愚直に行動するということです。大阪でも、電話してアポイントとって訪問する、それを毎日繰り返す。1日も休まずに。若干関西弁になるぐらいまでその地域に溶け込む。インドネシアでは、名刺を作り、ありとあらゆるイベントに参加し、自分や自社の名前をまず覚えてもらう。その国の言語を覚え、ナシゴレンやミーゴレンを食べ過ぎて太って高血圧になるぐらい地域に溶け込む。起業してからも同じで、まずは多くの人に会ってニーズを掴み、サービス化する。今回も同じことをしたいと考えています。というよりその方法しか思いつきません。
既に駅前でのご挨拶を開始しているのですが、これがめちゃめちゃ楽しいんですよ。通勤通学される方々、おひとりおひとりに向かって「おはようございます!行ってらっしゃいませ!」とご挨拶するだけで、色々なことに気づいて、その気づきが頭の中を駆け巡り、様々なことがわかって来るんですよ。そして挨拶する時間帯や出口、場所を変えれば、また違う方と出会い、また違う発見があるでしょ。いずれすべての起業家やマーケターが駅に立ってのぼり持って挨拶し出すんちゃうかなと思ってるぐらい勉強になります。これ本当です。
長くなりましたが、愚直に休まずたゆまず、確実に着実に進めていきたいと思います。自分の周りにある問題を自分の問題と捉え、主体性を発揮し頑張って参ります。
高野勇斗