古い江東区政ではなく、新しい時代の江東区政を望む江東区民にはぜひ読んで頂きたい。12月3日告示の江東区長選挙まで1ヶ月を切っている。だが、自民党側の(予定)候補者の発表がない。なぜなのだろうか。そして一体誰になるのだろうか。核心的な情報は全くないが、一般論として考えてみたい。
1.江東区長選挙は低投票率になるので、あえて先に発表する必要はない。
→地方統一選挙でもなく、区議選との同日でもない、補選的区長選挙は低投票率になる。しかし、自民党の支持者は雨が降ろうが、槍が降ろうが、這ってでも選挙にいく。それは自民党のためではない、自分のためである。それがわかっているので、朝通勤する人や夕方スーパーで買い物するような働く人、生活者にわざわざ訴える必要がない。むしろ彼らに気づかれずに選挙が終わってくれれば、得票率は高まる。大事なことであるが、選挙にいかないという判断は、すべて自民党の得票率を高める。
2.候補者が元職ではなく、現職の区議であるので辞職の必要がありギリギリまで待つ
→今回の区長選挙は、公職選挙法違反による辞任。権力とお金の問題で行われる選挙である。世襲にうんざりしている区民が多くいる。であるから「クリーン、フェア、オープン」を堂々と訴えられる候補者でなければならない。あくまで一般論だが、例えば世襲で、公営施設を優先利用したり、個人演説会ののぼりを外や船で一斉に掲げたり、うちわの形状をしたビラを配っていたりする人間が、仮に出馬した場合は、そもそも選挙に耐えられない。ギリギリに出馬表明して、マスコミの追及をかわす方法もあるが、こちらが逃がすわけがないので無理。
3.首長選挙は後出しじゃんけんの方が有利
→詳細は省くが、1999年の東京都知事選挙を思い出してほしい。東京ビッグバン選挙。選挙に近くなればなるほど、有権者の関心は高まる。選挙に最も近く、構図がわかった時点での出馬表明がもっとも世間に認知されやすい。
4.どちらかといえば女性の候補が待望されている
→自民党には、男性が圧倒的に多い。ジェンダー平等、こどもまんなかどころか、喫煙問題1つとっても古い政治から脱却できない。女性の候補が待望されているのではないか。
あくまで推測の域を出ないが、新しい時代の江東区をこれからも推進していきたいと考える江東区民はしっかり考えて意思表示していただきたい。
働く人や生活者、弱い立場の人のための、ひとにやさしい江東区政の実現を目指す人は、一刻も早く出馬表明し、認知拡大に努めなければならない。1人でも多くの江東区民に意思表示して頂くことが大事。
我々江東区民の総意で選ぶ新しいリーダー。何より大事なことは日々の活動。ローマは1日にしてならず。一歩一歩着実に確実に。
高野はやと@江東区