着眼大局、着手小局。小局をとことん続ける。周りがやりたがらないことを、酷暑でも極寒でも愚直に10年続けてみる。

午前の広報委員会、午後の都市計画審議会の後は、急いでライフ深川猿江店にて報告会。街頭でお話することで、自分の理解もより深まる。おそらく本日が今年最後になるので、1年の御礼と最新の江東区の世論調査で区民からの要望が大きい防災と子育て支援について。また地下鉄8号線が延伸すると住吉駅から豊洲駅、豊洲駅から豊洲市場や有明、お台場、海の森や若洲へもつながることで広がる区内の観光ルートなどについてもお話致しました。

寒い中立ち止まって話を聴いてくださる方や頷き、関心、お声がけなど40分と短い時間ではありましたが、1年間続けてよかったと思える時間でした。

住吉の酒井なつみ選挙事務所は、一昨年の衆議院議員選挙を上回る20物件ほど断られた末にやっと契約できた。地元の不動産会社、管理会社にも心から感謝申し上げたい。それにしても、一等地の不動産を所有しているのは古くから江東区に住む地主。地主の多くが昔から同じ政党を支持して続けており、ポスターを貼らせてくれないのはもちろん自由だが、事務所を貸してもくれないところが多すぎる。物件問い合わせの際に、政党名は必ず聞かれる。その後、返答なく断りが来る。または値上げがなされる。

古い政治と決別し、クリーンかつフェアでオープンにしていくという意味は、こうしたところまで変えていくということ。

日没時間が過ぎて、一気に冷え込んで参りました。本日の最低気温は6℃です。お体には十分お気をつけてお過ごしください。ありがとうございました!

今年1年は「目先の結果に一喜一憂しない」「周りに流されない。継続できれば確実に変わる」という想いを持ってやってきました。政治というのは、10人いたら10人が違うことを言う世界。それは政治が感情の産物であるから。経営より定石がないもの。経済的な損得だけの世界ではないのが政治。でも政治というものを分解し、マーケティングの視点から、データ分析し判断すれば多くのことは法則性があるこということが理解できる。その通りに進めてゆく。よく政治家は「政策の実現」のためと言うが、自分の考える政策の実現を目指すということは、知名度や認知度の拡大つまり区民の声を聴くことを怠っていいということではない。むしろ区民の声を元に政策を創るべき。時代や情勢に合わせ柔軟に変えるべき。大事なのはビジョン、国家観、価値観。早稲田大学時代の友人と話すとすぐわかるが、政策の実現だけなら、役所の職員や官僚の方がよっぽど良いのではないかと思う時があります。

そうした想いを持って変わらず飾らず着実に確実に歩んで参ります。来年も再来年も同じことを続けます。ぜひ皆さま、応援よろしくお願いいたします。

高野はやと@江東区