◯高野はやと委員 私からも1つ伺います。1月1日に能登半島地震が発災して、非常に区民の防災意識が高まっている状況であると思うんですけども、だからこそこういった陳情もあると。それで多数の声があるということなんですけども、昨年だと関東大震災から100年ということで、防災意識をどう高めるかということで、そういった観点から防災カタログギフト、実際には防災カタログギフトって執行率が大事だと私は考えていたんですけども、家族で話合うとか、単身家庭であってもあれを選ぶということで、防災意識は高まるということがあると思います。
その前には防災ラジオという一律給付もありましたし、あれも実際は在庫がたまっているとか、防災カタログギフトも30億というコストもかかるので、100%賛成というわけではないんですけども、今、鈴木委員や米沢委員からもあったとおり、周知を区民にしてほしい。やったアピールではないんですけども、皆さんに見えるようにしていくということで、一律給付も大事だと思います。
防災カタログギフトを日本で初めて江東区がやったということで、世田谷区もやるようなことも聞いていますし、実際としてコストとの見合い方だと思うんですけども、防災カタログギフトの結果、区民の防災意識が高まって、その結果、また新たな区民全体に広めるような施策を判断する、そういったデータと、今後そういった、区民に一律って私あんまりいいとは思わないんですけども、そうした一律給付のような新たな施策というのは案としては出ているんでしょうか、伺います。
◯防災課長 まず、カタログギフトを受けた区民への影響、反響、効果というところでございますけれども、前回の委員会で御報告差し上げましたけども、アンケートを取った結果、カタログギフトの反響というのは非常にいいものでございました。
一方で、今回の世論調査でございますけども、世論調査はちょうどカタログギフトを配布し始めた頃のものでしたり、世論調査はまた能登半島の影響を受けてないというものでございます。基本的にはカタログギフト自体は区としても非常にいい取組、コストはありますけども、取組だったと考えてございます。今後の新たな結果等も踏まえた対策を検討していきたいと考えてございます。
また、一方で、一律配布等の計画があるかというお尋ねですけど、現状としてはそういう予定はございません。
以上です。
◯高野はやと委員 ありがとうございます。この陳情は能登半島地震の発災後ですけど、世論調査は3年連続防災1位ということで、江東区は災害に弱いから転出したいという声もたまに聞きますので、様々な対策をやっていることは我々は分かっていますけど、区民にどう伝えていくかということもしっかりと考えていきたい。それを要望して終わります。
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◯高野はやと委員 1つ伺います。これは3月7日の企画総務委員会でも出て、他の委員が質問していたんですけども、ちょうど3月7日の企画総務委員会中に、東京都が被災地派遣職員による報告会というのを開催されていて、その後に動画でちょっと報告会の内容を拝見していたんですけど、物すごい、本当に被災地に職員がいたからこそ分かる情報と、感極まっているというか、そういった思いも詰まっている報告会で、非常に勉強になったんですけど、残念ながら正味27分で、十数人ぐらいプレゼンしていたんですけど、その報告会は。
1人1分か2分で、首都直下型地震の対応についても話しているんですけど、非常に短かったということもございまして、そのときも出たんですけど、要望も含めて、職員の派遣を行ったので、ぜひ江東区でもそうした体験とか経験を報告というか、発表する場を設けてほしいと思うんですけども、いかがでしょうか、再度伺います。
◯防災課長 企画総務委員会でも御答弁申し上げたんですけども、一例ですけども、防災課の職員が輪島市に行っております。報告書が最近完成いたしまして、読んでいるところでございますけども、り災証明の業務になりますけども、マニュアル整備が必要でしたり、職員のスキルアップが必要だという実直な意見も出ているところです。こういう経験につきまして、区民の皆様、議会の皆様への周知等は必要だと考えてございますので、やり方については庁内で検討いたしまして、後日になるかと思いますが、御説明したいと思います。
以上でございます。
◯高野はやと委員 じゃ、後日ということで、ぜひ生の声を。今、NHKでも東日本大震災の当時の職員の話とかも、非常に切実で、伝わってくるものがあるかと思いますので、ぜひ生の声でも。要望して終わります。
◯職員課長 すみません、職員への水平展開というお尋ねでございますけども、実は現地への派遣というものが、まだ現在進行形で動いているという形になっています。3月7日の企画総務の中で御報告したのは、防災課の職員が行ってきたと。
予定ですけども、この年度末から年度明けにかけて、また第2回目ということで、区の職員が派遣されるということでちょっと今動いているということで、いずれにしましても一定程度その辺が、終息はないんでしょうけども、ある程度情報がまとまった段階で、職員の展開ということも考えていきたいと思っております。
以上でございます。